ネット通販で「なにを売れば儲かるんだろう・・・」。
ネットショップの柱となるメイン商品を何にするのかによって、ショップ全体の売上は大きく左右されます。
よく「商品点数をとにかく増やせば売上が上がる」なんて言うコンサル会社がありますが、これはなんのコンサルティングでもありません。
今回は、ネット通販で何が売れるのか?「売れる商品」のポイントをご紹介します。
目次
商品選定のこれだけは間違い!というか難しい!
売れるには、色々な理由があって売れます。
1番わかりやすいのがブームや注目度の高い商品で、その他は需要と供給がマッチしたものが代表的でしょう。
【間違いポイント その1】
自分が良いと思ったものを売り込むという考えも、決して間違いではないですがハードルが高いです。簡単に言うと、自分が良いと思うものが世間も良いと思うかは限らないということ。
飲食店でもよくある失敗例で、お店のオーナーは良いお店と思っていても、アナタは求めていないことも多いでしょう。もちろん先見の目を持った方であれば、そこから流行の発信になるかもしれません。
ただし、そのハードルは高く細々とやって流行の発信には到底難しいものです。自分の趣味を活かして特化したものを売り込みたい場合には、その趣味の需要を理解して商品選定を考えるので良いと思います。
【間違いポイント その2】
他店で売れているものと全く同じものを売り込むことは、最終的に価格競争になり利益を得ることができません。
売れるには売れても、薄利で忙しくなるだけで、受注費や発送費など見えないコストが積み重なってきます。他店と同じものを売ることは悪いことではありませんが、メイン商品と考えない方が良いでしょう。
これはどこでもお店でも売れる商品であり、ショップの柱となる売上にすることは現実的ではないでしょう。
売れる商品を選ぶポイント
それではどのような商品が売れるのか。いくつかのポイントをご紹介します。
【二番手】
その時々ネット通販で売れている商品はどこかにあります。
またはテレビ通販やyoutubeなどで注目を集めているものもあるでしょう。
それに便乗する形にはなりますが、売れる確率も高い商品選定方法です。
【類似商品】
二番手の手法に繋がりますが、便乗する場合には全く同じものではなくて類似商品を狙いましょう。まったく同じものでは一番手に負けてしまうからです。
一番手に勝つには、類似商品で値段が安いまたは的確な付加価値機能がついていることが大きなポイントです。
上記2つのポイントをご紹介しましたが、企業体力があって先見の目があれば、二番手ではなく一番手を狙う方が大きな利益を狙うことは可能です。
今回は、個人または小規模のネットショップ様向けの内容となります。
例えば・・・
バルミューダやダイソン、デロンギなど人気の家電ブランドがあります。
数多くのヒット商品が出ていますが、高額なものが多いため、その値段では買えないまたはもう少し安ければなーという方が多いでしょう。
そのような方をターゲットにしたのが「二番手」+「類似商品」という手法です。
楽天市場やAmazonでベンチマークとなる商品を見つけて、競合して競うことができるのか、勝ち目はあるのかを判断しましょう。
例えば、ブルーベリーのサプリメントを主力にしようと思っている場合、下記のように最低でも楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピングはチェックしましょう!
どのように二番手+類似商品を仕入れるか
「この商品がもう少し安ければ売れるだろうな」までは、思いつく方はいるでしょう。大切なのはその後であり、どのように二番手+類似商品を仕入れられるかということ。仕入れは簡単なようで、利益を左右する難しいポイントです。
通販商材を扱う卸会社は多くありますが、中国から直接輸入している会社から仕入れることがおすすめ。なぜ中国かというと、二番手+類似商品を取り扱うのが早く、仕入れ価格を抑えるチャンスがあります。
中国でメジャーとされているショッピングサイト、「タオパオ」「アリババ」などで展開されていれば、中国から仕入れることは可能です。もちろん「タオパオ」や「アリババ」で展開されていなくても、仕入れられるものは数多くあります。ただし、ネックとなるのが仕入れるロット数です。
商品によっては小ロットでいけるものもあれば、ロットが大きくなってしまう場合もあります。そこの部分は輸入元の会社と相談して交渉してみましょう。
(まとめ)ネットショップで何が売れる?どれが儲かる!?初心者でもできる商材探し
何が売れるのかで悩んでいるのは、ほとんどすべてのショップと言っても過言ではありません。自社でなにかを生産や加工をしている会社の場合は、その商材をいかに売り込むかに掛かってきますが、物を仕入れて販売するショップの場合には、「二番手」+「類似商品」の手法は効果的でしょう。